自彊寮:本校OBパラリンピック選手 髙橋幸平氏の講演会
R5.11.30
以前にもご紹介しましたが、パラアルペンスキー競技で活躍している髙橋幸平選手は本校を平成31年に卒業したOBです。幸平選手は、本校自彊寮で、1年半生活をしました。そのご縁もあり、今回、寮生対象の講演会に講師としてお招きし、「工夫次第で可能性は広がる」というテーマのもと、あきらめないこと、工夫することの大切さについて、お話をしていただきました。
幸平選手は右手足が不自由ですが、ご両親の勧めで小さなころからさまざまなスポーツに取り組んできました。どの競技でも当然不便なことがあったわけですが、それを克服するためにどうしたら良いのかを考えたり教えてもらったりしながら、乗り越えてきたそうです。高校時代にもその姿勢は様々な場面で良く見ることできました。例えば、搾乳実習や寮での生活です。何にでも挑戦する姿勢、友人を巻き込んで活動に向かう姿勢、そしていつの間にか克服している、手伝ってもらっている、さらにクラスの中心にいる、そんな幸平選手の姿に感動したことがたびたびありました。今回、そんな幸平選手の幼少のころからのお話を生徒たちに聞かせることができて、大変ありがたい機会でした。
幸平選手は盛農では動物科学科に在籍していましたが、今でも農業の中でも畜産に非常に強い関心を持っており、「将来は農業に携わることが目標です」と満面の笑顔で話してくれます。講演の最後に、生徒たちに将来の夢を尋ね、「自分の牧場を持つことが夢です」と答えた生徒に「その際は、自分を雇ってください」と言って場を和ませてくれました。
今年の3月に大学を卒業した幸平選手は、現在、
株式会社コムニコ|SNS運用代行・コンサルティング実績多数のSNS専門エージェンシー (comnico.jp)
という会社で勤務しながら、2026年開催予定のミラノ&コルティナ・ダンペッツォ冬季パラリンピック出場を目指しています。インスタグラムでも情報を発信していますので、ぜひフォローして応援してください!
髙橋幸平(@b__d__kohei) • Instagram写真と動画
今後も幸平選手の活躍から目を離せません!