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動物科学科:採卵~検卵までを見学、学習しました!

R6.11.29
 動物科学科では、毎年、ウシの受精卵移植の過程を学んでいます。今年もその時期がやってきました。2週間ほど前から、現場ではホルモン処理や人工授精、座学では基礎知識の授業を行ってきました。
 準備万端!うまく採卵できるかな・・・まずはエコー使って卵巣の状態を見てみます!

黒い部分が卵胞で2つあります。
卵胞に挟まれるように黄体が見えます。
灌流液を注入して、採卵中です。
採卵が終わり、直腸検査を体験中。
どうやら卵巣を感じることができた模様です。
ぜひ将来の畜産を担うひとりになってください!
こちらでは、ゲノム検査を行っている酪農家出身の生徒が、ゲノム検査を行う意味をクラスのメンバーに教えてくれているところです。
みんな感心しながら聞いています。
時には、生徒も先生!お互いに良い学びの場ですね!

 さてさて、果たして受精卵はいかに!? 研究室に移動し、確認します。

 確認したところ・・・残念ながら、受精卵を見つけることができませんでした。そういうわけで、まずは未受精卵を観察。
    そしてやっぱり受精卵も見てみたい!ということになり、凍結保存してあった受精卵を解凍して観察することに。

左上が受精卵、それ以外は未受精卵です。
比較して観察できて、とても勉強になりましたね!