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R6動物科学科中小動物班:PR活動を成功させるためには

R6.7.22
    酒粕やホエー、くず大豆などの本来は廃棄される食品などを飼料として給与して、豚や鶏を育ててきた中小動物班ですが、

「高校生が育てている」
「食品廃棄物を使用している」
「SDGsに貢献している」
「希少価値の高い南部かしわや黒豚を飼育している」
「生産コストを削減できる」
「商品名は高校生が自ら考えた」

といった付加価値をつけることが、

「消費者により興味を持ってもらえること」
「興味を持ってもらえると購入者が増えること」

を実体験をとおして学んできました。
    さらに今度は、販売方法について学んでみたい!ということになり、メンバーのひとりが直接九戸商工会にアポイントをとり、「キングオブチキン」のことについて学ぶ機会をいただきました!

    みなさんは、「キングオブチキン」をご存知ですか??下の写真の目立つ方がその人です!

オブチキさんが自ら講義をしてくれました!

 九戸村は岩手県でも有数のブロイラー産業がさかんな地域で、それにかかわる仕事に従事している方がたくさんいます。ですが、それらのことを利用した発信が少なく、「九戸村産の鶏肉」を食べられる飲食店がなかったのだそうです。そんな現状を打破したいと立ち上がった商工会、オブチキクリエイターズ(任意団体)の方々。「キングオブチキン」というキャラクターを立ち上げ、グッズの販売はもちろんのこと、さまざまなPR活動、啓もう活動を行い、今やその人気はうなぎ上りです。その結果、九戸村では産業・芸術文化まつりと同日に「オブチキ感謝祭」の開催や「九戸村産の鶏肉」を食べられる飲食店が増えたとのこと。
 その活動で大切だったこと、それは

①職業を越えて、協力者を増やすこと。
②近隣地域との協力。
③さまざまなアイディアを出し合うこと。

だったと教えてもらいました。どれも高校生にとっては難しいことですが、将来、地域を支える人材になったときにぜひ役立ててほしいお話でした。

 さて、中小班、今年度の販売活動はどうするのかな。