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動物科学科:学科のプロジェクト発表会でした!

R5.12.21
    2年生が4月から取り組んでいる授業「課題研究」の成果を発表しました。今年度はなんと、大動物班3チーム、中小動物班2チーム、愛玩動物班4チームの合計9チームが発表。例年各班2チームずつの発表でしたので、9チームも発表するというのは強い意気込みが感じられます!
    この記事では、愛玩動物班うさぎチームの発表をご紹介します。

    うさぎチームでは、うさぎの歯の不正咬合について研究を進めてきました。
    うさぎの歯は、前歯と奥歯で構成されており、繊維の多い牧草を食べるため一生伸び続ける歯を持ちます。牧草の食べる量が少ないと、思ってもいない方向に歯が曲がってしまいます。
    一方、世話をしていると、実習着を噛まれることがたびたびあったとのこと。
    これらのことから、「不正咬合を改善するために『何か』を咬ませて、不正咬合に効果があるかどうかを調べよう!」という研究になったようです。
     『何か』を、『盛農果樹園から拾ってきた剪定後のりんごの木の枝』とし、歯の伸び具合を調査しました。

ノギスで測定

   結果は、、、

約2ヶ月かけて調査
かじり木がなかった方が短くなった??

     残念ながら、思うような結果は得られなかったようです、、、けれどそれもまた研究の一部です。着眼点、研究の進め方、考察どれもとてもよく考えられた研究でしたので、さらに発展させた研究を継続できるといいですね。発表後には、「りんごの木は柔らかいのではないか?」「他の木でも調査をして、データを集めると良い」というアドバイスもありましたよ。
    他の発表もとてもレベルが高く、見応えのある発表会でした。修学旅行から帰ってきて時間のない中、みなさんとてもよくがんばりました!

教室で最後の仕上げをしている様子です!