今日の農場:動物科学科・植物科学科が田植えをしました!
R5.5.29-30
29日は2年生が、30日は1年生が行いました。
29日は天候不良で途中から小雨の降る中の田植え実習となり、とても残念でした。が!とっても楽しく取り組みました。動物科学科2年生からはこんな質問が。
Q なぜ動物科学科も田植えをするのですか。
A 昔から、畜産と稲作はとても濃い関係にあります。
家畜の排泄物と寝床に敷く稲ワラや、籾殻等で完熟堆肥をつくり、それを水田に戻す。そして、その水田でつくられた稲ワラや米を家畜が食べ、その排泄物などでつくられた堆肥が再び農地に戻され、次の米が栽培される。この循環型の農業の中に畜産と稲作があるので、動物科学科のみんなにも田植えをしてもらっています。
盛農でも、春先には堆肥を水田に撒くし、米の収穫時期になると、動物科学科がわら立てやわら運びを手伝ってくれます。また、くず米はニワトリの餌になっています。
最初は汚れるのを嫌そうにしていても、みんな一生懸命に取り組むし、楽しく一致団結してがんばります。靴を履いてもいいよ、と言っても、いつまでたっても裸足でいたり、わざわざ泥んこになったりします。気持ちいいんですよね、分かります!
手植えの方法は…
① 育苗箱で育てた苗から5本ほど取り、田植え紐の玉に合わせて3センチほどの深さまで植え付けます。この時、体勢は後ろ向きです。
② 次に、一歩下がり、今まで自分が立っていた位置の足跡をならします。
③ 田植え紐は両脇の支柱に結ばれており、教員が持っています。全員が一歩下がったら、田植え紐を30センチずらします。
これを延々繰り返します。
腰が痛いとか、疲れたとか、言いながらも、でもみんなにこにこ笑顔で取り組みます。
さてさて、2年生の田植えです。
かなりの確率で失敗します(笑)そして、失敗してももれなく喜びます!
次は、1年生の田植えです。
この日はとても天気良く、気温も高く、快適な田植えでした。
田植え実習では1日中、水田にいます。当然、お昼の水田で!なんとお昼は牛丼!
最後は…
こんなロケーションの時に水田に来られるなんてなかなかないよー!と声かけて集まった方たちで集合写真!