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動物科学科:中小動物班が酒粕を添加した飼料について学んできました!

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 今年度、黒豚に酒粕を給与していることは以前の記事で紹介したとおり。ただ、相変わらず試行錯誤中です。
 酒粕を配合飼料に混ぜるのは大変。
 暑い日が続くと酒粕を混ぜた飼料が腐敗してしまう。
 乾かすために酒粕を延ばすのも大変。
 乾かした酒粕をどうやって飼料に混ぜたらいいの?
 そもそも酒粕ってなんで給与してるんだっけ??
 酒粕を給与するメリットって???
どんどんドツボにはまってる感じです・・・
 そこで、酒粕を添加した飼料を作っている日本農産工業株式会社の方と、その飼料で豚を飼育している株式会社ウイング・北栄農産有限会社の方々にお話を伺う機会を作ってもらいました!
 本来廃棄される酒粕を利用するメリットは、食品ロスの削減、飼料コストの削減、地域連携などから考えられるストーリー性など、具体的なデータを教えてもらいながら教えていただきました。

講義を受けている様子。
きちんとした工場で乾燥させた酒粕はサラサラになるようです・・・すごい! でも、匂いは学校で乾燥させた酒粕の方がおいしそうだぞ!?
そして、これが酒粕を添加した飼料です!主体は米のようです。
酒粕添加の飼料を熱心に観察するメンバー。

 しっかり学習したあとは・・・?中小動物班の特権! 酒粕添加の飼料で飼育した豚とそうでない豚のお肉の食べ比べをさせていただきました。

1が「通常の飼料で飼育した豚肉」
2が「酒粕添加した飼料で飼育した豚肉」
焼いていただいて、
お皿に取って、
いただく!

 酒粕添加した飼料は米主体なのでお肉はあっさり、そうでない飼料はトウモロコシ主体なのでお肉は少しこってり、どちらが好きかは人それぞれ。メンバーの中でも、どちらが好きかは分かれていました!
 具体的なお話を伺うとともに、積極的に質問をし、とても有意義は時間となりました!今回伺ったお話は、プロジェクト活動に生かしていきます!
 今後の中小動物班の活動に乞うご期待!