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環境科学科:環境科学科恒例 山菜まつりだ!

 今日の授業は科目:林産物利用(課題研究)の山菜の生産と加工について。いつもは山菜の栽培や管理について学んでいますが、今回はちょうど食べ頃の山菜が複数あり、それぞれの特性と加工について学びながら学習しました。

 山菜の圃場には、ウド・シドケ(モミジガサ)・ユキザサ・ギョウジャニンニク・ウルイなどがあり、特にウドやシドケは今が旬です。
 特にシドケ(モミジガサ)は、全国でも岩手県が生産量№1の地域。
 学習林でもシドケの栽培を行っています。

 早速収穫して、調理です。
 調理といっても、今回はほとんどを天ぷらにします。

 シドケの天ぷらは主に葉の部分。

 上の写真のようにモミジのような葉の形状をしていることから正式名称はモミジガサといいます。トリカブトとの間違え事故もあるようなので注意!

 ウドも天ぷらにします。
 ウドは、皮をふくめ捨てるところがない山菜です。今回は皮をむかずにざく切りで天ぷらにしていきます。一方、先生はウドのきんぴらにも挑戦。

 ついでに、昨年採れた冷凍シイタケも天ぷらにします。
 シイタケは冷凍すると「うまみ成分」がアップします。普通に食べるよりも味や匂いも濃く大変おいしくなります。
 解凍すると水っぽい状態になるため、今回は乾燥機で少し脱水させています。

 大量に天ぷらを揚げていきます。こんなに食べれるかな?
 山菜バイキングの出来上がりです!

調理や加工方法について「振り返り」を行った後、いただきますをしました。

今日の山菜まつりを楽しみにお弁当を「そば」や「うどん」にしてもってくる生徒も!

 あまり家庭で山菜を食べる機会はない人も多く、初めて食べたという声が多く聞こえてきました。
 ウドは、「大人の味?」苦みがおいしいのだけど・・・ちょっと抵抗があるのかな?



 シドケの天ぷらは好評でした!ウドとシドケは、家庭でも学校で学んだことを実践してもらえるように持ち帰りました。家でつくれるかな?