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環境科学科:演習林実習を行いました!

R5.9.12
 環境科学科2年生は浅岸にある本校演習林で実習を行いました。浅岸演習林については6月の投稿で紹介していますので是非ご覧ください!

 9時に学校を出発しました。途中綱取ダムで下車し、ダムを見学しました。ダムを建設する時には水圧で崩壊しないように、周りの地盤が固く頑丈でなければいけないことを学びました。

綱取橋からダムが見渡せます。


 次は同窓会林に向かいました。山について説明を受けた後、実際に歩いていきます。途中周りには獣道があり、シカの足跡やフンも見られました。また、森林に目を向けると林床(地面)に光が届かず土壌がむき出しになっています。植樹後手を加え、林床に植物が生えるような環境作りが理想とされていて、植樹後の管理の必要性を実際に見て感じました。

森に入る前に説明を聞きます。
ところどころに獣道が見られます。
シカは蹄が2つの偶蹄類です。はっきりと足跡が残っています。
地面を見ると土壌がむき出しになっています。
森に入って体験しながら学習します。

 昼頃に演習林に到着し、昼食後は演習林内で実習を行いました。急な斜面をはしごを使って登った場所が今回の実習場所です。木の直径(胸高直径)を「輪尺」と「直径巻き尺」、高さを「ワイゼ測高器」を用いて測定しました。

はしごをつかって急斜面を登ります。
輪尺を使って胸元辺り(1.2m)で測ります。
すぐに直径が分かる直径巻き尺を使用します。

 かなり急な斜面で樹木も密に生い茂っており歩くのも大変でしたが、さらに体力がある人はその上まで登っていき実習を行いました。

生徒も頂上まで登り、夢中で実習を行っています。

 普段は学校敷地内の学習林で実習を行っていますが、実際に山に入り、見て、体験して自然を肌で感じながら1日かけて実習をすることができました。